小児の気管支喘息改善にプールは有効?
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小児が気管支喘息で悩んでいる場合、プールに活かせるとよいという話を聞いたことある方も多いと思います。
小児の気管支喘息の場合、見ているだけで辛そうと感じてしまいますし、早く治す方向に持っていってあげたくなります。
まず、小児の気管支喘息の原因としては気管支が何らかの原因により急激な収縮を起こすことで発作が起こると言われています。
また小児の気管支喘息の場合、咳をしている段階でそれがすでに気管支喘息である可能性もあります。
小児の気管支喘息は2歳までに6割、6歳までに9割が発症するといわれています。
そして、徐々に治るようになるケースがほとんどなのですが、場合によっては高校生を過ぎても治らないといったこともあります。
17歳、18歳になると完治することが難しいとも言われており、喘息が起こらないように対応していくことが必要になってきます。
小児の場合、喘息を起こす根本的な原因はアレルギーといわれています。
それにより気管支が損傷し、敏感になり最終的に急激に収縮することで起こります。
ではなぜプールが喘息に良いといわれているのかというと、それにはいくつかの理由があります。
まず1つに、運動することでストレス解消に繋がるためです。
また、プールは浮くだけでも全身の力をリラックスできるため、運動の中でもより効果があるとされています。
2つ目にプールで泳ぐことはハードな運動となり、全身の筋肉はもちろん特に呼吸筋という呼吸に関する筋肉も発達させることができるためです。
これにより気管支も強くなり、敏感に反応しなくなるともいわれています。
3つ目に、プールにより心肺機能を高めることができるためです。
肺のみならず気管支も強化することができるため、喘息に効果があるとされています。
プールでの運動により、このような効果があるため、喘息には有効といえます。
しかし、運動をすることで喘息が起こるという運動誘発性喘息の場合等には悪化したりすることもあるため、運動をして発作が起こる場合にはすぐにやめて運動を控えるようにする必要があります。
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